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漢字検定との違いについて
よく漢字検定や漢検という言葉をききますが、これは財団法人 日本漢字能力
検定協会が主催しているもので、日本の漢字能力を測るための検定です。
漢字検定では、漢字の読み書きの知識量は当然のことながら、漢字の意味や
成り立ちの理解を含め、実際にその漢字を文章の中で使えるか否かも問われる
のが特徴です。
漢字検定に挑戦しているのは3歳から101歳という幅広さとのことですから、
漢字がいかに日本人に身近な存在かということがわかりますよね。
一方、日本語検定では、日本語全体を運用していくことを目的とする中で、
一つの領域として漢字領域を測る対象としています。
もちろん漢字や熟語の読み、意味などを問われますが、漢字の領域だけが突出
して点数が高くても合格は出来ません。
漢字領域の他にも敬語・文法・語彙・言葉の意味・表記の領域があり、
どれか一つの領域でも基準点に届かなければ不合格です。
双方とも外国人であっても受験は可能です。
日本語検定は海外拠点でも試験を実施していますが、漢字検定は公開会場は
日本国内47都道府県の会場になります。
但し、漢字検定は2級から7級であれば漢検CBTというインターネット経由での
受験も可能です。
日本語の使い方を学ぶという意味で実務的に役立つのは日本語検定のほうでは
ないかと思われます。
漢字検定は難易度が上がっていくほど通常では使われない漢字が出題され、
漢字そのものの知識を高めていくには大変興味深い検定ですが、ビジネスの場で
即戦力として使えるかどうかは疑問です。
どちらも民間資格となります。
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漢字検定との違いとは関連ページ
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- 日本語検定試験で準会場の申し込みは10名以上集まった場合は書面申し込み又はWEB申し込みも可能です。
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- 日本語検定試験の結果の通知は検定を受けた日から約1ヶ月後に公式ホームページで発表されます。その際は自身の受験番号とパスワードが必要になります。
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- 日本語検定試験では、どんな採点方法が採られているのか詳しく解説しています。採点方法を知ることも試験対策には重要です。
- amazonのテキスト
- 日本語検定の公式テキストはamazonでも購入出来ます。 注意点は、解説書という性質が強く、直接的な試験勉強用という意味合いとは違う点です。 過去問題集なども入手したほうが良いかもしれません。
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